八重山日記 2012(Be isolated) [沖縄・八重山・宮古]
たとえ一本道でも辿り着けない場所がある。
島で一番美しい浜があるって聞いたら
そんな場所へ行ってみたくならない?
9月に行ってきた沖縄旅行記を少しずつ・・・
よろしかったらお付き合いくださいね(。・∀・)ノ"
西表島でも道路が通じていない陸の孤島・・
ん!?離島だから陸の孤島じゃちょっと馴染まないか( ̄∇ ̄*)ゞ
とにかく船でしか行けない船浮集落。
環礁を避けて小さな船は遠浅の海を進む。
乗客も殆どいない10分ほどの静かな船旅。
船浮港に着くと海沿いに小さな集落が広がってる。
なんて静かなんだろう・・
でもね、ここには忘れちゃいけない戦争の悲しい記憶もあるんだよ。
防空壕や武器庫の遺構が今もひっそり残っている・・
西表炭坑も船浮からほど近くの島にあるの。
一度来たら戻れない・・
労務管理者が持っていたのはムチや鉄棒。
それにマラリアとの闘い。
今では想像もつかない過酷な労働を強いられたという。
たかだか70年前の日本のことだなんて信じられる?
歴史は繰り返す・・そんな言葉もあるくらいだから
人ごとだなんてちょっと思えないな。
記録だけじゃなくて記憶から消えないように伝えていかないとね。
小さな集落を抜けて森の小道を歩く。
耳に届く音は鳥たちや蝉の声。
木立を抜けると目の前には眩しい程煌めく海
なーるほどね!って思わずニヤリ☆
誰もいない・・イダの浜。
流れる雲が白い砂に陰影を付けていく。
静けさに包まれた浜に珊瑚のかけらが響く・・
波打ち際も穏やかでまるで波紋のよう♪
後ろ髪引かれる思いで帰りの乗船時間をちらり。
そろそろ戻らなきゃ・・
桟橋へと続く船浮のメインストリート。
親子連れの後ろ姿にちょっとほっとしたりして♪
美しさの中に秘めた色んな顔を見せてくれた船浮集落・・
その姿がだんだんと小さくなっていく。
訪れた地で知る歴史。
美しい風景からは想像もしなかった過去の記憶があるんだ。
改めて写真の持つ力の意味を考えたよ。
次回へつづく。
船便の関係で滞在時間が短かった船浮
小さな集落で歴史の大きなうねりを感じました
何でも自分で足を運んでみないと分からないですね(。・∀・)ノ"
ずいぶんと秋も深まってきたけどもう少し沖縄旅行記続けますね(笑)
島で一番美しい浜があるって聞いたら
そんな場所へ行ってみたくならない?
9月に行ってきた沖縄旅行記を少しずつ・・・
よろしかったらお付き合いくださいね(。・∀・)ノ"
西表島でも道路が通じていない陸の孤島・・
ん!?離島だから陸の孤島じゃちょっと馴染まないか( ̄∇ ̄*)ゞ
とにかく船でしか行けない船浮集落。
環礁を避けて小さな船は遠浅の海を進む。
乗客も殆どいない10分ほどの静かな船旅。
船浮港に着くと海沿いに小さな集落が広がってる。
なんて静かなんだろう・・
でもね、ここには忘れちゃいけない戦争の悲しい記憶もあるんだよ。
防空壕や武器庫の遺構が今もひっそり残っている・・
西表炭坑も船浮からほど近くの島にあるの。
一度来たら戻れない・・
労務管理者が持っていたのはムチや鉄棒。
それにマラリアとの闘い。
今では想像もつかない過酷な労働を強いられたという。
たかだか70年前の日本のことだなんて信じられる?
歴史は繰り返す・・そんな言葉もあるくらいだから
人ごとだなんてちょっと思えないな。
記録だけじゃなくて記憶から消えないように伝えていかないとね。
小さな集落を抜けて森の小道を歩く。
耳に届く音は鳥たちや蝉の声。
木立を抜けると目の前には眩しい程煌めく海
なーるほどね!って思わずニヤリ☆
誰もいない・・イダの浜。
流れる雲が白い砂に陰影を付けていく。
静けさに包まれた浜に珊瑚のかけらが響く・・
波打ち際も穏やかでまるで波紋のよう♪
後ろ髪引かれる思いで帰りの乗船時間をちらり。
そろそろ戻らなきゃ・・
桟橋へと続く船浮のメインストリート。
親子連れの後ろ姿にちょっとほっとしたりして♪
美しさの中に秘めた色んな顔を見せてくれた船浮集落・・
その姿がだんだんと小さくなっていく。
訪れた地で知る歴史。
美しい風景からは想像もしなかった過去の記憶があるんだ。
改めて写真の持つ力の意味を考えたよ。
次回へつづく。
船便の関係で滞在時間が短かった船浮
小さな集落で歴史の大きなうねりを感じました
何でも自分で足を運んでみないと分からないですね(。・∀・)ノ"
ずいぶんと秋も深まってきたけどもう少し沖縄旅行記続けますね(笑)
ぱぱくまさん
こんくらい 季節ずれると 懐かしい夏の日をふりかえることがでいて
嬉しいです。
眩しい太陽を見ると とっても恋しい日差しです。
お船がなんとも言えない雰囲気です。
by ゆうみ (2012-11-14 00:49)
宝くじ当たったら
絶対行く場所に入れておかなきゃな場所だね(^^)
by (。・_・。)2k (2012-11-14 01:14)
ムチや鉄棒!
それでこの景色は癒しになったのかよけいむなしくさせてたのか・・・
って考えるとやだね(・д・`)
島じゃにげられないし(; ・`д・´)
by ふゆん (2012-11-14 04:44)
奄美大島の南にある加計呂麻島を思い出しました。
奄美、沖縄は戦争時代は国にいいように使われて
多くの地元の方が犠牲になったんですね。
by aidesu (2012-11-14 06:18)
「氷」の文字が嬉しい気候に恋焦がれ中・・
こんなに美しい場所なのにね。
by maki (2012-11-14 08:00)
文章や映像で見ることと自分がそこに行って見たり感じたりすることは違いますよね。なんか冒頭の一本道でも辿りつけないとこがあるっていう一言・・・道路が通じてないっていう実際のこと以外の部分の意味を考えちゃいました。そんなこんなこんなは別にして海の青さは素晴らしいですね。
by yuzuhane (2012-11-14 09:14)
過去の歴史と美しい風景とのギャップが・・・
by akipon (2012-11-14 09:38)
綺麗な風景の向こうにそんな歴史が。
透きとおる青い海。サンゴの白浜。
沖縄へ行くと、そんな記憶と隣同士になりますね。
「記録だけじゃなくて記憶から消えないように伝えていかないと」大切なことだと思います。どうやって防ぐ。そんなことが二度と起らないために。難しいです。
by orange (2012-11-14 09:45)
はじめて知りました。
「人頭税」の話しを聞いた時も、八重山の美しい景色と重なり重い気持ちになりました。
戦争のこと、今までの歴史、忘れてはいけないですね・・
空と海の青さを見る時は、必ず思い出すようにします。
by 小太郎 (2012-11-14 10:03)
こんにちは
美しい海。。。路地も桟橋へ続くメインストリートもすごく素敵なのに、歴史を教えて頂いて言葉をなくしちゃいました
。。。
by はくちゃん (2012-11-14 12:29)
当時の労働条件は悲惨なものがありますよねー。
今は色々権利が守られているから良いけど・・
当時の日本政府は沖縄を戦略的な拠点としか見ていませんでしたから、当時の沖縄の人々は裏切られた気持ちでいっぱいだったでしょう。
by ジョルノ飛曹長 (2012-11-14 12:36)
この美しい海と、歴史のギャップ。
何でも実際に自分の目で見てみないとわからない事ってありますよね。
残しておかなければならない風景だと思いました。
by Takashi (2012-11-14 12:38)
あー!!
沖縄ですね。夏の日差し。
めっきり寒くなってきましたが、あったかくなるまで続けて欲しいです♪
このシリーズ!
5枚目の花。なんか懐かしいです♪
by けん (2012-11-14 23:39)
沖縄は、戦争で大きな犠牲を払わされたことはもちろん知っていますが
恥ずかしいことに、西表に道路がなく船でしか行けない集落があることも、
ひどい労働を強いられた過去があったという事実も全く知りませんでした。
訪れて初めて知ることのできる歴史のあることをあらためて知りました。
by きまじめさん (2012-11-14 23:56)
戦争の爪あとは今も癒える事はないと思いますが
この美しい景色が明るい未来を想像させてくれます。
by hrd (2012-11-15 07:20)
今も癒えぬ戦時下の深い深い傷跡・・PSDに苦しむ多くのお年寄りがいるそうです。 沖縄と離島の美しい景色の中には、戦争を二度と繰り返さないでと云う
強い言霊が存在しています。
by 坊や (2012-11-15 13:16)
イリムテにはこんな綺麗なところがあるんですか!
行きたくなってきた ^^
by 金太郎 (2012-11-16 19:22)
こんばんは。
西表島から船でしか渡れない小さな集落に戦争の悲しい傷跡があるとは知りませんでした。
美しい浜は何もかもずっと見続けて来ているのですね。
by kuwachan (2012-11-17 00:21)
>ゆうみさん
思いっきり季節がずれちゃいました(笑)
ちゃっちゃとアップできちゃえばいいのですけどね。
こう寒くなってくるとあの暑さが懐かしいです!
>(。・_・。)2kさん
その前に当たったら教えてくださいね!
現地で待ってます(笑)
>ふゆんさん
24時間監視されてたみたい。
満点の星空も虚しかったんだろうね・・
逃げたら見せしめに・・強制収容所みたい・・
>aidesuさん
西表の場合は募集人の甘口にのせられて
全国各地から鉱夫が集まったようです。
敗戦とともに崩壊・・ホントに高い代償ですね。
>makiさん
「氷」なるほど!そうきましたか(笑)
今は見たくもない気温なのでしょうね。
>yuzuhaneさん
気温やロケーションを肌で感じることで
受け止め方も変わってきますね。
目の前の風景を見てるとそんな事が信じられない程
静かで美しいところでした。
>akiponさん
鉱夫たちは美しい風景を見る事もなかったのかな
とか思ってしまいますね・・
ギャップが大きいだけに悲しみも大きく感じました。
by ぱぱくま (2012-11-17 07:58)
>orangeさん
過去は変えられないけど
未来はこれから造るもの!
その上で過去を知る事は必要ですね。
>小太郎さん
静けさに包まれた美しい風景がその記憶を
より強く印象付けますよね。
小さい事だけどこういう記事でも意味があるって
思ってます。
>はくちゃんさん
自分が直面したらと考えるととても怖いです。
史実を知る事って大事なんですよね。
こういう場所へ昔は連れられて行ってもあんまり
感じなかったのですがこの頃は感慨深いです・・
>ジョルノ飛曹長さん
もう労働の域を超えてますよね。
国内なのに抑留されているかのよう・・
日本の負の歴史もどんどん教えていくべきですよね!
>Takashiさん
なかなか写真にはそれを表せていませんけれど
ギャップが故に深く刻まれるものがありました。
>けんさん
引っ張るつもりは無かったのですが
更新ペースが上がらずに季節が変わっちゃいました!
あの夏を懐かしんでくださいね(笑)
by ぱぱくま (2012-11-17 09:06)
>きまじめさん
狭い日本って言われますけど
行ってみないと分からない事は多いですね。
国の負の歴史はあまり積極的に教えられてないですしね。
>hrdさん
爪痕は風化して欲しくないですけど
それは常に悲しみと背中合わせという事実でもありますね。
未来のためにも知る事に意味があるのでしょうね。
>坊やさん
戦争を知らない世代にとっては
もう語り継いでもらえる事でしか知り得ないことが多いです。
静かな海からもそんなメッセージを感じるようになりましたね。
>金太郎さん
西表は広いですよ!
過去には移住者で人口も増えましたけど
津波やマラリア大流行で・・
それ故に手つかずの自然が残ったのでしょうね。
>kuwachanさん
道路が通っているのは島の半分だけです。
地形的にも複雑で道路を通すのが難しかったのでしょうね。
by ぱぱくま (2012-11-17 09:28)
こんにちは^^
色々とご心配をお掛けいたしました~!
お陰様で痛みは無理して動かさない限り、無くなりました^^;?
11月末くらいから?ブログも復活しようかと思ってます♪
訪問、コメントのお返しも出来ない中。。本当にありがとうございました!
今月末に沖縄行って来ます・・本当はツールド沖縄に参加予定でしたが
今回は参加する友達の付添です(苦笑)
by 砂漠のラクダ (2012-11-17 16:01)
こんばんは。
今回も素敵な写真、楽しませていただきました。
私は、舟浮は行ってみたいと思いながらまだ行けていません。
イダの浜はとても美しいと聞きます。
沖縄の歴史というと、どうしてもWWIIの沖縄本島での地上戦ばかりが
取り上げられがちますが、実は八重山にも悲しい歴史があるのですよね。
私も勉強して整理した記事を書きたいとずっと思っていたのですが、
手付かずでした・・・。
by hiro (2012-11-17 23:57)
>砂漠のラクダさん
えー!もう沖縄行けるのですか?
暖かいところでリハビリかと思いましたよ^^
ホントに無理しないで気をつけてくださーい!
>hiroさん
船浮は前回西表へ行った時に行けなかったので
今回の旅行で行ってみたかったところの一つでした!
hiroさんの八重山記事も是非見てみたいです。
by ぱぱくま (2012-11-19 23:16)
美しい風景ですね。
海の青さが素晴らしい。
でもそんな悲しい歴史もあるのですね。
機会がなければ知り得ない事が、世の中にはたくさんあるのでしょうね。
by kyon (2012-11-20 18:42)