太陽の塔 未来へ向かって

4月10日。過去を表わす黒い太陽の顔が見つめる先には満開の桜。
まさに春爛漫の情景が広がっていた。



現在を表わす太陽の顔とは表裏一体で存在している。
常に北の空に向かい太陽を背中に浴びている黒い太陽の顔。
お互いの存在があってこその「太陽の塔」なのだ・・・

孤独でありながらも堂々としたその姿は岡本太郎の込めたメッセージに他ならない。

あっという間に時間が・・・名残惜しいが太陽の塔との対面は終わった。

桜が満開の万博記念公園には駅からの人の流れが絶えることはなかった。
そんな人の流れに逆らいモノレールに乗り込んだ。
走り出すと車窓からは太陽の塔が見えなくなった。



子供たちの話声が聞こえる。
さくらきれいだったね。
太陽の塔すごく大きかったね。なんか変な顔してたよね。

岡本太郎のニヤリとした顔がまた浮かんだ。

タグ：大阪 岡本太郎 サクラ

コメント 13

子どもたちの感想って良いなあ。
たしかにヘンな顔．．．でも嫌い、って言わないのが良いなあ。
子どもって異形のものが大好きなんですよね。
by ナツパパ (2011-04-29 19:57) 

芸術家さんは見る者にインパクトを与えたいハズですよね~
子供の感性見事です！
「変な顔」とても印象に残ったでしょうね　(^^
by レイリー (2011-04-30 00:25) 

変な顔だから注目を集めるんですよね。きっと＾＾
やっぱりインパクトありますね。
by Takashi (2011-04-30 06:21) 

僕も子供の頃、何度も粘土で太陽の搭を作りました。
昔も今も、子供には強い印象を与えていますね～
by かずのこ (2011-04-30 07:37) 

@ナツパパさん
　既成概念が形成される前の子供達はホントに素直ですね。
　面白いかどうかですものね。

@レイリーさん
　芸術はキレイであってはいけないと岡本太郎は言っていたそうです。
　感性を磨くなら親があれこれと既成概念を植えつけない事ですかね(^^;

@Takashiさん
　写真でお伝えできないのが残念なのですが、
　生で見るとホントに迫力ありますよ。

@かずのこさん
　粘土は自分の手を使って何か形に作り上げられるところが
　いいですよね。子供にはそういう事が必要ですね。

by ぱぱくま (2011-04-30 19:47) 

こんばんは。
恥ずかしながら、太陽の塔の赤い顔しか知らなかったです＾＾;
黒い太陽の顔、それが過去を表わすとは！？
確かに現在もその瞬間瞬間で、過去に変わっているわけですから、
まさに表裏一体ですね。ものすごく勉強になりました！
by perseus (2011-04-30 19:55) 

太陽の塔を初めて見てから
どのくらい経ったか記憶もありませんが・・
大阪のシンボルですよね。
ココロのシンボルであります。

by zak (2011-04-30 20:22) 

おはようございます
運転席って楽しいんですよねぇ

とてもうれしいコメントありがとうございます
励みになります

by はくちゃん (2011-05-01 08:04) 

訪問ありがとうございます。
さつまいもは食べていません。
by ねじまき鳥 (2011-05-01 10:18) 

確かに裏側に黒い太陽を配したのは絶妙ですね。
by mayasophia (2011-05-01 10:56) 

岡本太郎のニヤリとした顔
すぐ、浮かびますね。(^▽^)/
by こうちゃん (2011-05-01 17:39) 

こんにちはー＾＾
一度は見に行きたいのですが
なかなか機会が無いんですよね～♪
表と裏　光と影ですか＾＾
by toshi (2011-05-01 17:45) 

@perseusさん
　私も太陽の塔に黒い顔があるとは知りませんでした。
　有名な物事でもその側面は意外と知られていないものですよね。
　
@zakさん
　40年が経過した今でも古びることないもの。
　世界に誇れる永遠のシンボルであり続けてほしいですね。
　
@はくちゃんさん
　こちらこそありがとうございます。
　訪問してくれる方のコメント嬉しいものですよね。

@ねじまき鳥さん
　今度機会があればイモ料理もぜひ味わってくださいね。

@mayasophiaさん
　太陽の塔が南を向いているのも意味がありそうです。
　色々な思いを込めた塔ですから奥深いです。

@こうちゃんさん
　そうなんですよねー
　浮かびすぎっていうくらいニヤリとした顔が(^-^;

toshiさん
　私もなかなか機会がなかったのですが
　今しかないって勢いだけで飛んでしまいましたよ。
　足元に立つとホントにすごいですよー。

by ぱぱくま (2011-05-02 23:32)